先日、実家の台所にてミニヤモリに遭遇しました。人生で3度目。
視界の端に動く小さな何かが。
一瞬ぎょっとして天井に近い壁のあたりにその影を探すと、人の小指ほどのサイズのミニヤモリが。
最初はちょっと驚いたけれど、人に何か攻撃してくるとか悪さをするとかいうこともないため、しばし見守りました。
壁にぺたっと貼り付いたやや丸みのある特徴的な足先(指先?)は、どことなく愛嬌があり、しかも子供サイズのミニヤモさん。じっとしている姿を遠目に眺めていると、なぜかほのぼのした気分に。
実家で初めてヤモリを見たのは、高齢の父が亡くなって数日後。それからまた少しして2度目の遭遇。いずれも場所は父がよく使っていた部屋です。(その時はおそらく大人サイズのヤモ様)
1度目は思いのほか動きが素早かったため見失ったのですが、後日の2度目も、また同じ場所でひっそりしているのを発見。
今までにない不思議な出来事に、もしかして父が変身したのでは..と、ちょっと奇妙な妄想がはじまり。
何か忘れ物をしたとか伝えたいこととかあるのかなと、しばらく思いを巡らせたりしました。
それから年数を経て、先日 3度目のヤモリに遭遇したというわけです。
地方によくある庭あり築古戸建てで、芝や植木、草花も多いため、昔から庭先でトカゲを見かけることはありました。けれど、ヤモリを見たことは一度もなかったです。
ヤモリは家守と書くように、家を守るとか守護的な存在とされていたりします。
また、ヤモリは害虫を食べてくれたりするそうなので、人や家にとってもよさそうです。
今度は何を伝えに来たのかなとぼんやり考えたりしながら。
ひっそり壁に佇むミニヤモさんを見つめながら、心の中でつぶやきました。
「床に降りて来ませんように。うっかり踏んだりしたら大変だから。どこか安全な場所へ移動してね。」と、そっと念を送りつつ。
(しばらく他の用事をして戻ってくると、もうミニヤモさんの姿は消えていました)
築古の家なのでいつまで維持できるかはわからないけれど、これからも守っていただけますように。




(* 補足: 厳密に言えば、かつて南国旅行したときに滞在先の山中のホテルの部屋でお見かけしたヤモリが人生初です。暑い国や地域でよく見かけると聞いたことはあるけれど、本当にいた、と妙に感慨深く眺めた思い出が。
ついでにふと気になり、ヤモリとイモリの違いを調べてみたら、それぞれ指の本数が違っていたり、あとはヤモリは爬虫類で陸上中心、イモリは両生類で主に水辺に生息しているそうです)







