近頃、「腸と脳」の関係が気になってきました。
腸内環境の改善が、脳やメンタルにも影響するようで、おなかのメンテナンスは大事です。
【腸内環境と脳のつながり】については聞いたことがあり、以前からなんとなく気になってはいたものの。
なかなか、腸内環境の改善に大きくフォーカスして食生活を考える、というところまでは至らずでした。
腸と脳の関係。腸内環境の改善が、脳・メンタルにも好影響?
なぜ、改めて「腸と脳」のことが気になりはじめたかというと。具体的にはこんなことがあげられます。
・最近、ココナッツオイルやオリーブオイルを意識的に毎日摂取するようになってから、なぜか以前よりも腸のことが気になるように。
・というのも、このところお腹を下すこと(下痢ぎみ)があまりない、と感じているから。
一時期、急にお腹がゆるくなったり、下しぎみになることがわりと普通にあったので。(若い頃は便秘に悩まされ、中年期になってからは下すことが増えていた)
・特にココナッツオイルを試した期間を振り返ると、なんだかいつもより集中力の続きやすさを感じたこともあり。
(気候がよい時期とか、偶然とかもあるかもしれないけれど)
ココナッツオイルを2週間試してみた感想・これは、もしかしてオイルの影響で、腸内環境の何かが変化してきているのかもと勝手に推測。
・以前買った本↓ を少し読み返していたら、期せずして、【腸と脳】について触れられた内容を目にしたこともあり。あらためて腸と脳、メンタルのつながりに関心を持った。
脳と腸は密接に関係
先にあげた本は、医療技術やテクノロジーの進化のすごさ、「予測医学」の世界を垣間見せてくれるだけでなく。
自身の体と心の健康に向き合い、どう守り対処していくのかは、客観的な情報とともに、自分の頭で考え決めることが何よりも必要。
そんなことにも、あらためて気づかされます。
「腸と脳」の関係について。
1980年代に、米国コロンビア大学医学部の解剖細胞生物学の教授であったマイケル・D・ガーション博士が発表した「 セカンドブレイン(腸は第二の脳である)」という学説は、世界中に衝撃を与えた。
ガーション博士 は、精神を安定させる作用を持つ神経伝達物質「セロトニン」の90%以上が、腸で作られていることを指摘。
さらに、腸は脳や脊髄からの指令とは独立した神経ネットワークを持ち、他の器官と協働しながら、脳と同じような働きをすることがあると報告したのだ。これが、腸が「第二の脳」と呼ばれる所以だ。
ただし、腸内で作られるセロトニンと脳内に存在するセロトニン( いわゆる「幸せホルモン」)は、機能や働きはまったく別物だ。
そのため、これまで腸内セロトニンと脳内セロトニンには直接的な相互作用はないと言われていた。だが、近年ではその関連性について旺盛な研究が進んでいる。
その結果、脳と腸は互いに密接に影響を及ぼしあっていることがわかってきた。これは「脳腸相関」と呼ばれている。
『不老超寿 』
腸内細菌の不思議
日頃は、まるで意識しない腸内細菌の働きも、とても不思議な世界に感じます。
・小腸から大腸にかけて、腸壁にはこうした細菌が種類ごとにグループを作ってまとまりながら張り付いており、それがまるで花々の群生のように見えることから「腸内フローラ」(お花畑 = flora)と呼ばれている。
・腸内細菌は、脳の発達や性格、健康な肉体の形成に強く関与している可能性があるわけだ。逆に言えば、健康的な心身には、そのひとにとって正しい腸内細菌が必要となる。
・たとえば、自閉症の子どもと健常児の腸内環境を調べてみると、腸内フローラの構成に目立った違いがあることがわかっている。
・下痢や便秘を繰り返すなどの症状が出る過敏性腸症候群を患った人のおよそ80%が、不安やうつに悩まされるという論説もある。
・今後、腸内細菌が脳に影響を与えるプロセスについてより研究が進めば、こうした細菌や微生物をうつ病や自閉症の治療に活用することも可能になるだろう。
『不老超寿』
大きくは3つに分けられるという【腸内細菌= 善玉菌、悪玉菌、日和見菌】も、人種や年齢、食事、生活習慣などによって大きく異なるのだそう。
人の腸内には、数百 ~ 数千種の菌が100兆~1000兆個も存在する(総重量は1キロ超)、などと聞くと。
腸内にそれだけ多くの住人(腸内細菌)がいれば、うまく働かなかったり、もめごとを起こしたりするのも当然。
私たち人間に、多大な影響を及ぼすのも無理はないかも、と。
あれこれ想像しつつ、妙に納得したりします。
(便秘、下痢、肌荒れなどは、お腹の住人たちがもめている比較的わかりやすい症状なのかも)
体の改善というと、体重を減らす、見た目のたるみをなくす、引き締め、といったわかりやすいところに目が向きがちです。
それももちろん大切ですが、【腸内環境の改善】により注力することで、見た目の変化だけでなく、脳やメンタルへのよい影響も、さらに自覚しやすくなりそうです。
気になるリーキーガット症候群のこと
腸の中を改善するなら、腸によい影響をもたらす食物を食べるのが基本です。
個人的に気にしているのは、「リーキーガット」を引き起こす要因となるらしい豆類のこと。
(*リーキーガット症候群とは、腸がバリア機能を失い、本来体内に入るべきでない異物がスルーして漏れ出す症状のことだそうです。詳しくはこちらの本より)
「パレオ食/パレオダイエット」のことを知り、この考えに基づくと、納豆以外の豆類は控えたほうがよいとのこと。
以前は、ほぼ毎日何かしら食べていた豆類(納豆、豆腐、厚揚げ、湯葉、枝豆、小豆、豆乳ほか)ですが、パレオ食を知ってからだいぶ減らしました。
それでも、やはり好きな食材なので、完全撤廃はなかなか難しそうです..。
パレオダイエット/パレオ食とは。基本内容について ダイエット終了、約4ヵ月半のまとめ(プチ断食とパレオ食)私同様の悩みを持つ人は、少なくないかもしれません。
(つまり。豆類に限らず、どうしても好きな食材が、腸にとってはあまりよくない、控えたほうがよい、とされる場合)
ただ、過度に我慢をして、余計な心的ストレスをため込んでも、かえって腸への悪影響にもなりかねないので。
(病院・医療機関で、食事指導などを受けている場合は別としても) 週に1回、月に数回は、思いきって好きな食材を食べてOKなど。
無理のない範囲で、自分ルールを決めてみることも大事かもしれませんね。
☆
体も心も、なんとなく調子がいまひとつ、ダイエットも気になる..など、悩みは尽きなくても。
あれこれ手をつけて迷うより、まずは【腸内環境の改善】に注力してみるのが得策かもしれません。
思った以上に、心身の健康維持・改善への「近道」となりそうです。
不思議で奥深い、「腸と脳の関係」。
私もしばらくは、腸内の環境をよくすることに意識を向けて、食材・食べ方のことも少しずつ学びながら工夫していくことに。
【変化の過程】自体を楽しんでいくことも、体と心によい影響をもたらしてくれそうですね。







