こちらの本を読みました。
ちきりん(著)、吉川 雅子(ナレーター)
ちきりんさんの本が気になっていたので読んでみました。(オーディオブックで読了)
【Audible/オーディブル】 聴く本(* 聴き書きのため、引用として記載した文字が底本/原本と異なるかもしれません。ご了承ください)
本書の全体的な印象としては、わりとゆるくない内容かも‥というのが個人的な感想です。
ただ、人それぞれ生まれた環境も能力も異なる中で、個々にできそうなことに目を向けることが大事。
ものごとを悲観的に考えやすい場合は、少しでも楽観的に考えるクセをつけられると、世の中も自分の暮らしも思ったほど悪くないと思えるようになり。
生きやすい思考に近づくきっかけになると思います。
自由と楽観性。
著者・ちきりんさんの考え方の根底には、この二つがあるそうです。
1.自由に生きるということ
2.ものは考えよう
自由に生きるには、さまざまな力が必要であり、誰もがマネできるものではないけれど。(経済的自由、時間の自由、住む場所の自由、人間関係の自由など)
ものは考えよう(楽観的に考えるクセをつける)というのは、日々の練習で、多くの人が身に付けられる習慣のひとつだと思います。
ものごとには両面がある。(良い面と悪い面)
そういう意味でも、下記の言葉が印象に残りました。
ちきりん家には「よかった確認」という習慣があります。
「よかった確認」というのは、とても素敵だなと感じます。
一見、簡単そうなのに、こういう思考を継続するのは大変だからです。
ものごとの最悪の状態を想定しておくという行為も、もちろん人生においては必要な考え方で、大切なスキルのひとつであると思っています。
いっぽうで、悲観的思考も限度を超えれば心を病むことにつなる場合も。
ゆえに、一度は最悪な状態や、そのことへの対策・解決方法などを考えたら。あとのことは全般的に、よい面に目を向ける、楽観的に考える、という割合を多くする。
そうすることで、心も思考もゆるめながら、できるだけ心地よい生き方を目指すことができるのではと感じます。
よかったことを確認する。
著者は、どんなに絶望的なものごとにも何かしらの意味を見出し、「よかったこと」を確認するという家で育ったそうで、お母様はその天才とのこと。
例えば、こんな具合です。
・ 道に迷った
→ ダイエットになってよかった
・ 誰かが飲み物をこぼす
→ 汚れていた床の掃除ができてよかった
・ 旅行先が空いていれば
→ 混雑がなくて、疲れなくてよかった
・ 旅行先が混んでいれば
→ 活気があって楽しかった
・ 病気をすれば
→ 健康のありがたさがわかってよかった
・ 大混雑のイベントで財布を盗られたら
→ お金で済んでよかった
・ 大事な仕事で寝坊した
→ そんな大事な日に起きられないほど疲れていた証拠。そのままいけば病気になっていたかも。起きられなくて倒れる前に体力が回復できて本当によかった。
大なり小なり人生に失敗や困難はつきものです。
少し時間を置いて気持ちが落ち着いたら、「よかった面」を探してみる。そんなことを習慣にしていきたいですね。
とはいえ人生は長いので、「よかった確認」などすることさえ忘れてしまうような出来事もあったりします。
そんなときは、落ち込みや悲しみを認めて、否定しないことも必要。沈んだ時間を焦らずに過ごすことも、結果的には気持ちの回復につながると思います。
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さまざまな事情で叶わない自由もあるけれど。
そんな中でも「よかったこと」を探すのは、思い立ったら、いつからでもスタートできます。
あえて言葉にしたり人に話したりしなくても、捉え方・思考は、各自の頭の中という自由度の高い空間で楽しめるもの。
楽観的になれて心が軽くなったり、肩の力を抜いて生きられるようになったり。それぞれが自分なりの思考スタイルを身につけていくことが大切だなと思います。







