偶然に動画で知った方の生活習慣や暮らし方がとても素敵で、見習いたいと思ったので書きとめます。
92歳の現役バレエダンサー・雑賀淑子さんの朝食風景をメインに、その人生や人となりが垣間見える内容でした。
こんなふうに年を重ねることができたら
もし長く人生が続くなら、こんなふうに自身のスタイルを持って(食べ物 過ごし方 あらゆる生活習慣など)心地よく生きられたらと思う、お手本のような。
ひたすら感心しつつ。世の情報に流されすぎず、シンプルにご自分の生活を楽しんでいらっしゃる様子が印象的でした。
70年続いている朝食メニュー
詳しくは動画を見ていただくとして。検索で知った内容も補足しつつ、ざっくりとまとめてみます。
・雑賀淑子(さいが としこ)さん、92歳(2025年4月時点/1932年8月11日生まれ)の現役バレエダンサー
・幼少期よりモダンダンスやバレエを学び、その後、小牧バレエ団の団員に
・20歳のときパリに留学
・帰国後は小牧バレエ団でプリマ(主役ダンサー)として活躍し、1961年に独立(東京都内でサイガバレエ研究所を主宰。現在も指導されている)
サイガバレエ研究所・70年以上、毎朝同じメニューを続けている
(目玉焼き、クロワッサン、カフェオレ、リンゴジュース、ヨーグルト、ジャム、フルーツなど。コーヒー豆を手作業で挽いて淹れている)
・家事も自分でこなしている
・夜は日本酒で晩酌するのが日課
..等々
朝ごはんを用意しているときの動きや、美味しそうに食べる姿が心に残ります。
古き良き日本の台所といった雰囲気。一見すると物が多そうですが、それぞれの場所や位置をきちんと把握していて動きがスムーズなのも、本当にすごいです。眼鏡なしで新聞が読めることも。
お稽古場でのシーンも、背筋が伸びて凛としていて、素敵だなぁと。
留学経験もされ海外の影響もたくさん受けてきた中で、選んできたものたちがそこにあり、心地よく穏やかな暮らしをつくってきたのだなと感じます。
(こういう動画の再生速度は、やはり標準がよいですね。ゆったりとした気持ちで暮らしのペースや生活音を楽しめます。時間をおいてまた見たくなる穏やかで豊かな雰囲気。
コスパ・タイパなど映画ですら倍速で観る人が増えている風潮。個人的にはニュース動画など1.5倍速で確認することも多く..。
内容にもよりますが、落ち着いて把握したり楽しんだり味わったりするには、やはり本来の速度を体感することが大切だとあらためて思います)
自分らしい習慣と生き方
90歳を過ぎて、自分でごはんを作り、家事や身の回りのことをできることが、どれほど驚異的なことか。
ご本人に、もともと備わった知性や身体能力というのはあると思うので、誰もが同じようにできるわけではないとしても。
長年に渡って試行錯誤をしたり、ご自身にとって心地よく生きやすい習慣や生活スタイルというものを、微調整しながら、現在も積み重ねていらっしゃる様子が想像できます。
☆
中高年世代で、親の介護や自身の長生きのリスクについて考えることが増え、気が重くなることも多かったです。
そんなときに知った雑賀淑子さんの存在。
長い人生で大変なことや苦労はたくさんあったはずなのに、そうしたことを感じさせない朗らかさ。
こんなふうに気負いなく軽やかに年を重ねて、今ある幸せをきちんと味わいながら暮らす人生。その尊さや素敵さを、あらためて思い出すことができました。
過度な情報に流されず(特に食べ物関連のこと)、自分に合った食事内容や生活スタイルをつくっていくこと。
そして、シンプルな幸せの感覚(美味しい、楽しい、ほっとする、うれしい など)を大切にしていきたいなと感じました。
雑賀さんの「いただきまーす」「いってらっしゃーい」のやさしい声が、いつまでも頭の中に響きます。







