整えること

モノの所有について、感情と向き合うこと。幸せなのか辛いのか

満足のいくモノとの付き合い方、所有の仕方って何だろう。半年間の片づけ祭りを終えたあと、そんなことをよく考えるようになりました。

「第2回目の片づけ祭り」が終了、今思うこと(2015年9月)


モノと向き合い、自分の感情を深堀りしつつ、きちんと自覚することが大切だとあらためて思います。

以前からなんとなく感じてはいましたが、あえて気づかないようにしていたことがあります。

それは、私も含め世の中には、モノを嬉しそうに幸せそうに所有している人と、苦しそうに辛そうに所有している人がいる、ということ。


モノを持つことが自分の活力になる場合も、そうでないこともある

真剣に片づけをしたり、日々モノと向き合うというような、ある意味で特殊な期間・体験がなければ、そんなことを意識したり考えたりすることもなく、漠然と見過ごしていた気がします。

自分のことや周囲で見聞きする様々な事柄から、幸せな所有とそうでない所有があると感じるようになりました。

わかりやすい例で言うと、家を買うこと、車を買うことなど。特に大きな買い物は、希望や嬉しさと同時に不安もセットになる場合が多いと思います。一見、似たような生活環境で同じような家や車を購入した人がいたとしても、それらを自分のものにした後の心の持ち方で、所有の重みが変わってくるのかもしれません。

人の感情はそれほど単純ではないけれど、仮に単純化してみるならば。

・ 身の丈よりやや高い買い物だったけれど、それを持つことが人生の励みや日々の喜びを増し活力になる人なら、その人はそのモノと楽しく幸せに付き合っていける。

・ 身の丈よりやや高い買い物だった。それを手に入れたことの嬉しさはもちろんあるけれど、日を追うごとにそれを持つことの重さ(長期支払・管理維持し続ける責任等)に対する気持ちの比重が増して、買う前の暮らしの方がずっとよかったと感じるなら、それは辛いモノとの付き合いになる。

モノの価格の高低は、わかりやすい例にすぎませんが。

日常的に気軽に手に入るようなモノであっても、それが実は思いのほか使い勝手のよくない道具だったり、勧められて買った洋服だけど本当はあまり好みでなく着る気分になれなかったり。

そんな些細なことでも、辛い気持ちをともなう持ち物になってしまう例は、細かくあげれば無数にあるでしょう。

 (また、内容は異なりますが、形としては目に見えないサービスのようなものの購入にも、同様のことが言える気がします。その内容に対する満足度(快適・不快など)で、今後も利用する・しないを選択したり変更できるのに、いやだなと思いながら何も対策せず同じサービスを受け続けるような行為も、感覚的には辛い所有に似ているかも)

何かを購入したあとのそのモノとの付き合い方も、千差万別。そして、その付き合い方を選んでいるのは紛れもなくその人自身。モノとの幸せな付き合い方・辛い付き合い方は、多くの場合、それぞれ個人の自由で選択しています。

そんなふうに考えると、「モノと人」「人と人」の付き合い方や関わり方というのは、結構共通したところがあるのかもと思えたりして、自分の本来の性質や本心に無自覚にモノを所有したり人付き合いをすることの怖さや危うさというのも感じます。


少しでも辛さや苦しさを感じるものは持たない選択をする

大きくても小さくても、何かを持つことに重さや息苦しさ、辛さを感じるのであれば、可能な範囲で手放したり、購入しないという選択肢を思い出すことも大切。

自分の感情に向き合ったり客観的に見たりすることは、それなりに難しいものです。

だからこそ、自問してみたりイメージしたりすることを習慣的にする試みは、有効なことではと思います。(これを買って自分のものになったら、どんな気持ちになるのか。本当に望んでいるものなのかなど) 

大なり小なり今身のまわりにあるもの、所有しているものと心地よく幸せに付き合っていけることは、暮らしの中の大切なスキルなのかもしれませんね。

投げやりになったり無頓着になったりせずに、自分にとって快適なモノの持ち方をさらに知って、選択できるようにしたいなと、そんなことをよく思うこの頃です。

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