暮らし

肌断食。化粧品・石けん・シャンプーをやめていくハードル高めなスキンケア.. 気長に試す

長い目で見て、「肌断食」に取り組んでいくことにしました。

なので、参考本から学びつつ実践開始です。

皮膚に関する悩みは昔からありますが、直接的なきっかけは、ここしばらく続く、肌のピリピリ感をなんとか改善したいと思ったことです。

肌断食を考える。季節の変わり目に起こるピリピリ肌をなんとかしたい


宇津木式スキンケアを読んで思った2つのこと

以前から気になっていた、こちらの本を購入。化粧品を使わないスキンケアが提唱されています。


ひと通り読んで、より強く感じたのは下記の2点です。

■ 本当に様々なものを断つスキンケアであること。(顔だけでなく全身)

■ 実践するのも続けるのも、結構な覚悟がいるかもしれないこと。


細かい方法や注意点などは色々ありますが、本当に余計なものは使わない、水洗いが基本です。

あとはとにかく、徹底して化粧品をやめることで、本来の健康な肌へと回復していくとのこと。

ただ、長年、多くの化粧品を使い、手厚いスキンケアをしてきた人ほど、化粧品をやめていく過程で、肌への反応が強そうです。

肌が回復、改善していくための、一時的な症状とわかっていたとしても。もし自分にも同様の反応が出たら、あまりにも辛そう・・。

(例えば。極度の乾燥肌、粉拭き、皮がめくれる、角栓やニキビなど皮脂分泌がひどくなる等々。他にも皮膚炎など、様々な反応が出ることもある様子)

もちろん個人差があるので、すべての人に同じ反応がでるわけではないとのこと。

たいした問題もなくすんなりと化粧品類を断ち、肌の回復(皮膚の細胞が整う)が早い人もいれば、辛い症状が出て、改善されるまでに長い期間(時には数年単位)がかかることもあるようです。

(早めでも2~3ヵ月、1年くらいは、途中辛くても忍耐で乗り切る必要がありそう)

イメージとしてはいわゆる薬抜きのような期間が、改善のために必要ということのようです。

このあたりは本当に人それぞれなので、無理のない範囲で実践していくのがよいかなと。

● 早く皮膚を回復させたいなら、一気に、化粧品やこれまで行ってきたスキンケアをやめた方がよい。

● 難しい場合は、化粧品類を使う頻度や種類を徐々に減らし、最終的にはゼロに近くする、というかんじでもOK。


いずれにしても、即効性を期待するのではなく。

ある程度の長い期間、それなりの覚悟を持って試していく、そんな心積もりがよさそうです。


宇津木式スキンケアの主な実践方法

実践にあたって。まずは、自分の頭を整理するためにも、その「スキンケア方法」をざっくりとまとめてみます。(細かい注意点などは割愛)

□ 基礎化粧品もファンデーションもやめる。

□ 水洗顔が基本。「ぬるま水」(ぬるま湯というより、34~35度かそれ以下のぬるま水)で洗う。

□ ファンデをつけた日は、純せっけん(いわゆる無添加石けん)で洗顔。(クレンジングや洗顔料は使わない)

□ ケアで使用してよいのは、純度の高い「ワセリン」。米粒・ごま粒程度の量でOK。つけすぎはNG。

  植物性のオイル(ホホバオイル、スクワランオイルなど)も使わない。

□ ポイントメイク(口紅、眉、アイシャドーなど)は許容範囲。

□ 日焼け止めもなるべく使わない。

(ファンデーション同様、純せっけんで洗顔。1度洗いでOK、2度洗いは厳禁。外出などで紫外線を浴びるのが連続15分以下なら、日焼け止めをつけないほうが肌のためにはよい)

□ 化粧品を断ったついでに。シャンプー、リンス、純せっけんもやめて、ぬるま水で洗うようにするとなおよい。

□ 顔も体もごしごし洗わない(ぬるま水洗いで丁寧に)。タオルでこするように拭かない。

□ カラーリングもできればやめる。(ヘアダイをやめるのが難しい場合は、自分に合った「ヘナ」か「ヘアマニキュア」を。ヘアダイより害が少ないので)


・・・

こうして見てみると。

ごく当たり前に使っていたスキンケア用品、衛生用品といったものを、全てやめる/断つというのは、思った以上にハードルの高いことだと気づかされます。

例えば、日焼け止め。使わないのが肌には一番望ましくても、1日中屋外にいるような場合は、やはり必要なもの。

仕事柄や生活パターン、肌質の傾向などは、皆異なります。

1日の多くを外で過ごす、家や会社の建物内で過ごす、レジャーで海や山に行くなど、その時々の行動に合わせて、個々に判断し対応していく必要はありそうです。


脱・石けん、脱・シャンプーに向けて

長年、肌によくないもの、負担のかかる化粧品で行ってきたスキンケアというのは、想像していたよりもずっと、皮膚の底からダメージ与えるものだったのだと感じました。

子供のころから皮膚の炎症に悩まされてきたため、これまで、自分なりの試行錯誤もあります。

ファンデーションもやめたので、すでに十分シンプルケアだと思っていましたが。

「宇津木式スキンケア」を読むと、改善すべきところが多々あることもわかりました。


現状把握と今後改善していく部分

宇津木式を読んだうえで、自身の肌の現状確認と、これから改善できそうな部分を書き出してみます。


◆ 現状把握

◆ 今使っているもの

・日焼け止め(香料・保存料等無添加。石けんで洗い流せる、低刺激タイプ)

・ポイントメイク(口紅、眉、アイシャドー)

・リップクリーム

・植物オイル(オリーブ、ホホバオイルなど)

・純せっけん(無添加せっけん)

・シャンプー、リンス

・カラーリング(2ヵ月に1回程)


◆ 顔や体全体の皮膚の状態

・顔は、おでこと鼻はやや脂性、ほおは乾燥ぎみ。(おでこのシワやほおまわりのシミ、肌のくすみが年々気になってきている)

・顔の皮膚は、特にトラブルがない時でも、ちょっとざらつきや重さをかんじることが。ほおは、皮膚が薄くなってきているのか、日によってはヒリヒリとした痛さを感じることも。

・体は、首・デコルテ・肩のあたりの肌のざらつきが気になる。

・頭皮は特に大きなトラブルはないが、シャンプー時に脂分が少し気になる。髪が年々パサつきやすくなっている。

・手や足(ひざ下)が乾燥しやすい。


◆ 改善できる点、改善が難しい点

一定のところまではシンプルケアになっている私の場合、さらに皮膚の状態を改善するためにできることは、わりと絞られています。


● 改善できる点

・シャンプー、リンスをやめる。

・体を洗うときに使っていた純せっけんをやめる。

・植物オイルでの肌ケアをやめ、ワセリンのみにする。

(植物油や動物の脂は酸化しやすいが、純度の高いワセリンは酸化するまでに数年かかるとのこと)

・洗顔も体洗いも、ごしごし洗いをやめる。

(気をつけているつもりでも、つい力が入ってしまうこともあるので)

・一般的なカラーリング剤やカラートリートメントをやめ、できれば「ヘナ」か「ヘアマニキュア」に切り替える。


・・・

すでにポイントメイク程度でファンデーションも使っていないので、大きく改善できる点は、上記に絞られます。

たったこれだけのことを改善するにしても、ずっと使い続けてきたものを急にやめるのは、それなりに勇気もいります。

(石けんやシャンプーを使わないと、汚れや臭いも気になるし、肌に脂っぽさが残って気持ち悪かったり。髪のごわつきが気になったり)

なので、まずは使っているものを徐々に減らす、ここを意識していくことにします。


● 改善が難しい点

やめるのが難しいのは。

・日焼け止め。

・洗顔時の純せっけん。


・・・

日々使っている「日焼け止め(ポイントメイクも)」、それらを洗い流すのに欠かせない「純せっけん」。

ここを完全になくすことは難しいので。

家の中で過ごすときのメイクは最小限にしたり、紫外線の強い時期以外は、日焼け止めの使用量を減らしたり、というかんじで。

使う場面や使用量について、気を配っていくことにします。


脱・石けん、脱・シャンプーを試した感想

早く始めれば、早く様子がわかる、ということで。

本を読み終えてから、早速、宇津木式スキンケアをスタートしてみました。


● まずは2日間、実践した感想。

・朝、純せっけんを使わない「水洗顔」はクリア。すっきり感はないけれど、慣れればなんとかなりそう。

・日焼け止めも、1日は使わないで過ごしてみた。手間としてもラクでよい。

・夜の洗顔、体洗いに純せっけんを使わないのは、ちょっと気持ち悪い。すっきり感がないことと、汚れやニオイの取れ具合も気がかり。

・シャンプーを使わず、髪もぬるま水のみで洗うというのは、かなり辛い。どれだけ丁寧に洗っても、頭皮の脂分が残るかんじで落ち着かない。特に夏場なのでニオイも気になる。

(洗髪直後は髪のぺったり感に、ドライヤーで乾かしたあとは髪のごわつきに、若干気が滅入った。どうにか我慢)

・たった2日なので特に目立つ変化はないものの。顔もつっぱらず、ひどい肌のピリピリ感もなく過ごせた。

(植物オイルは使わず。新たに購入したワセリンも、まだ本格的には使っていない)


・・・

こんな具合でなんとか乗り切りましたが、いきなり毎日の実践は無理そう..。

純石けんやシャンプーを使う日を、1日置き、2日置き、3日置き・・、というかんじで減らし。徐々に「ぬるま水」生活にシフトしていけたらと思っています。

(と言いつつ。石けんやシャンプーを泡立たせて、しゃかしゃかと気持ちよく洗いたい願望に対抗するのは、想像以上に大変そう。いずれ慣れるのでしょうか、ちょっと不安)


***

ということで。「肌断食」を学びつつ、まずはスタートさせてみた様子でした。

今後の過程で予想される、皮膚の反応に若干おびえつつ・・。

(湿疹が出たり、炎症がひどくなったり、極端な脂性や乾燥肌が起こらないことを願うばかり)

思った以上に、脱・せっけん、脱・シャンプーへの道のりは長いかもしれないけれど。

様々なケア用品から解放された、健康で丈夫な皮膚を目指して、気長に続けていきます。(今後の経過もまた追って)


◆ 追記: (2019/12)

苦戦したり挫折したり、いろいろありますが、初期のような辛さはなくなりました。

今も、ゆるめの肌断食を継続中です。

何年も経たないと気づかない改善はあるので、やはり続けるって大事ですね。

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