暮らし

ローリングストックで、非常食の備えも日常的なものにしていく

(更新日 2024/09/21)

防災用品(非常用、備蓄)について。

もっと意識して「ローリングストック」を取り入れていこうと思うようになりました。

非常用の備蓄に関して、「ローリングストック法」というものがあり、ローテーションストック、ローテーション備蓄とも言われています。(方法については後述)


ローリングストックで管理を楽にする

日常用の物、非常用の物。個人的に、今までは、これらをわりときっちり分けて考えていました。

けれど、「ローリングストック」という考え方を用いれば、非常用品の備えも日常用品の延長と捉えることができます。

防災用品/備蓄に関して、長年感じていた困りごとも解決でき、今さらながら、物の管理も楽になりそうだと気づいたので。

今後は、食料品、日用品など、カテゴリーの範囲も徐々に広げながら、「ローリングストック」を取り入れていくことにしました。


「非常用と日常用」の区別をしない備え方

ローリングストック法がよいなと思った理由は。

防災用品/備蓄を毎年チェックをするたびに、水や食料の賞味期限切れや、日用品の経年劣化などが気になっていたからです。

防災の日(9月1日)があるので、毎年だいたい9月頃に非常用品や備蓄品のチェックをすることが多いです。

□ 水や非常食の賞味期限や、古い備品などをチェック

□ 必要に応じて、入れ替え、買い替えをする

例年同様、今年も非常用品の見直しをしましたが、水の賞味期限が若干切れてしまっていました・・。

(ちなみに、期限切れの水は、飲料以外の生活用水として使用)

できれば、このようなうっかりは避けたいです。

何かもっと簡単で、忘れないような、非常食や備蓄品の管理の仕方はないかなと。

そんな困りごとをどうにかしようと思っていたときに、「ローリングストック法」というものを知りました。

(参考サイト:「一般財団法人 日本気象協会 トクする! 防災」より抜粋)

ローリングストックについて

・備蓄の新しい方法

保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食糧備蓄を取り込むという考え方もあります。

普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストック法と言います。

ローリングストック法のポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。

食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。

・ローリングストック法の2つのポイント

①古いものから使うこと
②使った分は必ず補充すること

毎年、ある程度、定番というか決まったやり方ができていると、自分では案外気づかないものですね。

年に1回程度の点検では、やはり私のようなうっかりもありがちです。

けれど、日常的に食べている日持ちのする食品(常温保存が効く食品など)を、一定量ストックして、常に消費と補充をしていけば、いつでも新しいものが備蓄されていることになります。

これにより、必要以上に賞味期限の長さを気にしなくてよくなるのもメリット。


自身の生活に合ったローリングストックを試していく

普段、日持ちするような食品をあまり使っていないという場合でも。

例えば、クッキーやビスケットなど(3ヵ月~半年程度の賞味期限)、ときどきは口にするようなものをローリングストックすれば、常に新しい在庫があり、非常時には充分に役立ちます。

非常食/保存食というと、賞味期限が長く3年~5年くらい保存できる期間があるので、それが安心感を生む一方で、チェック忘れ(期限切れ)が起こりやすくなる場合も。

今は技術も発達しているので、様々な種類の保存食があります。

ただ、普段食べ慣れているものではないので、非常時に食べ方に戸惑うこともありえます。(水や湯、加熱が必要など)

その点、日常的に食べ慣れているものをローリングストックで、非常用のストックと兼用すれば、管理も楽になります。

(習慣化してしまえば、非常用の備蓄について、必要以上に考え込むことも減りそうですね)

何かあった時は、普段からなじみのある食べ物を口にすることも、精神的な落ち着きを取り戻す一助に。

個人的には、日頃からレトルトや缶詰類の利用が少なめなので、無理にこれらを非常用として買い置きするのではなく。

日常的な食べ物の中から、保存食にもできそうなもの(例えば。クッキーやビスケット、クラッカーなどの焼き菓子系)を選択するとよさそうです。

調理を必要とせず、開封するだけですぐに食べられるのも、非常・緊急時には心強いもの。

(通常のカロリーメイトはときどき食べますが、長期保存可能なこちら↓を最近まで知らなかったです)


(余談: ずいぶん昔に、無性に歯ごたえのあるものが食べたくなり、ふと思い出して非常用袋からカンパンを取り出して食べたことがあります。連日で。

これでは非常食にならない・・と思いつつも、美味しく完食。後日カンパンを買い足した思い出が。

図らずも、あれもローリングストックだったのかも)


個人レベルの非常用の備蓄は、3日間分とも1週間分とも言われますが。

家族構成や環境等によって必要なストックも様々なので、このあたりは個々の考えで対応すればよいのかなと思います。


日用品もローリングストックを試してみる

食料品以外の日用品でも、ローリングストックを始めていこうかと考えています。

例えば。下記のようなものは、これまで非常用として別ストック。1年に1回、数年に1回程度の交換でした。

・ウエットティッシュ
・トイレットペーパー
・タオル類
・その他の衛生用品
・その他の消耗品 など

ローリングストックにすることで、これらも常に新しい物を置いておけるようになるので。今後は、「消費と補充」をセットで、習慣にできたらと思います。  (日常用と非常時用を、区分けしない使い方)

日用品は、食料品のように腐ったり期限が見えるものではなくても、確実に劣化はするし、うっかりするとそのまま何年も経ってしまうカテゴリーです。

備蓄品も、日頃の片づけと同じように、こまめな整理を心掛けるとよいのかもしれませんね。


外出時の備えも、ときどき意識する

あとは、外出時のこと。

以前は、外出先での非常時を意識して、バッグの中にアメやチョコレートなどを少量でも持つようにしていたのに。

いつの間にかやめてしまっていたことに気づきました。

つい、家に置ける備蓄ばかりに目が向きがちですが。今回いろいろ考える中で再び思い出したので。またアメなど簡単に口にできる食べ物を、少しでもバッグに入れておこうと思います。

どんな備えをしても、万全というのは難しいけれど。自身でできそうな心掛けは、続けていきたいものですね。


***

ということで、今回はローリングストックに関する内容でした。

物によって、基本的には非常用というのも、もちろんあると思います。(寝袋、簡易トイレなど)

一方で、可能な部分(食品、消耗品など)については、日常用と非常用を区別しすぎない「仕組み/流れ」を習慣化してみると。

ごく当たり前に、常に新しい物のストックがあるという状態を作れるので、安心感にもつながります。

◆ 日常生活の中で使う(消費する)→ 使った分を買い足す(補充する)。

◆ 自分の暮らしに合った一定量を決め、この流れをきちんと続けていく。


少しずつ実践し、いずれは、ローリングストック(ローテーション備蓄)しているということを特別意識しなくても、この仕組みが生活になじんでいるといいなと思います。

暮らし方、考え方、ものごとをシンプルにするには、こうしたちょっとした【仕組みや習慣】にこそ、ヒントがあるのかもしれませんね。

(追記: 2024/09  

その後、年数の経過とともに食生活も変わり。最近は、長期で常温保存できる食品(煮豆、豆腐、おかず類など)も活用することが日常的に増えました。

日用品・消耗品も、昔のように非常用備蓄として区別することもなく。日常と非常時を特に意識しなくても、自然とローリングストックできているかんじです)

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