暮らし

車との付き合い方を考え直す。車を手放した身軽な生活を想像

地方に住んでいる私にとって車はある程度必要なものです。それなのに、公共交通機関と徒歩・自転車程度で日常生活ができたらいいなという気持ちは、年を追うごとに高まっています。

そう思う理由を色々考えていると、車あり・なし、どちらにも良い点とそうでない点があり、結局現状維持を選択してきているというかんじに。

(地方とひとことに言っても、過疎の地域から都市部まで様々。今いる地域はそこそこの人口で、幹線道路も整備され日常生活に問題のない複数の大きな商業施設もありますが、公共交通機関についてはそれほど便利とは言えないかも)

学生の頃に運転免許を取得したのち、ペーパードライバー歴も経て、この十年くらいは比較的まともに車を運転しています。車を所有するようになっても、週末くらいしか乗らない時期もあったり、仕事で必要だった時期もあったり。自分の生活の変化とともに車の使い方も様変わりしています。


車を運転しない暮らしをしたいと思うようになった理由

いきなりは難しくても徐々に自分で車を運転することからフェードアウトしていきたい、そんなふうに度々思うようになった主な理由には、こんなことがあげられます。

・ まず大前提として、個人的に車の運転が得意ではない。できればそれほど運転したくないと長年思いつつも、必要に迫られたり何かと便利なので乗っている。(現在も主に日常の近距離移動に利用し、遠出の際には公共交通機関を利用)

・ 高齢の方の運転に、かなり危険な目に合ったり冷や汗をかくようなことの頻度が年々高くなり、運転がこわいと感じることが増えた。(もちろん年齢問わずそれ以外の無謀運転にも合う)こちらがどんなに安全に気を付けても事故を避けられる保証もなく、自分の運転にも自信があるわけではない。

(高速道路の事故のニュースで度々聞くような、逆走車に遭遇したことは幸いまだないけれど。それでも寿命が縮まりそうな目には何度も遭遇。自分もいずれ高齢になるので、できれば早めに運転をやめ公共交通機関を利用したいと思うように)

・ 昨年の半年をかけた片づけ祭りの体験も、大きなきっかけになっている。モノの量だけでなく、暮らし方自体も見直したいという気持ちが強くなり。車のない生活もいいなと思うことが増えてきた。

「第2回目の片づけ祭り」が終了、今思うこと(2015年9月)

(都市部で駅から徒歩5分程度というところで暮らしていた、ずっと昔の学生の頃や、社会へ出てからの数年間は、車のない生活。徒歩・自転車・電車・バス・タクシー、これら公共交通機関が整った場所にいれば、日常に何の不便もなかったことを思い出し、またそんな生活をしてみたくなった)


年齢を重ねるごとに、それなりに衰えるのは当たり前ですし、個々の適性も異なります。私の場合は、先にあげたような理由もあり、早めに運転をやめて、公共交通でまかなえるような暮らし方を再開してみたいという気持ちが出てきています。

(現在グーグルなどが開発を進めているという自動運転車。こうしたものが実用化され広く一般的になった世界というのは、もう少し先かもしれませんが。もしごく当たり前の時代になっていれば、自分の運転技術や年齢を考慮する必要もなくなるのかなと。あれこれ想像します)


現実的な車のある・なし、メリット・デメリットは

(車生活をやめるために)仕事や住む場所を変えるようなことは誰にとっても簡単なことではありません。まずは自分にとって現時点での車のある・なしを想像して、よい点、困ることなどをあげてみます。

■ 車ありのメリット

・ 単純に移動が楽で、時間短縮にもなる。(渋滞時は別)

・ 天気に左右されにくく、車に乗ってしまえばある程度快適に移動できる。(極端な悪天候は除く)

・ 人や大きな荷物を乗せて行きたい場所に移動できる。(当たり前のことだけれど、やはりとても便利)

・ 緊急時にタクシーを呼んだりせずに自分で移動できる。(以前親が倒れた時に何度も家と病院を行き来した際、自分の車があってよかったと思った)

■ 車ありのデメリット

・ 近所のちょっとした買い物すらも全て車に頼ってしまい、歩くことが減る。(車の運転は神経を使うのに、カロリーはあまり消費しない)

・ 維持費がかかる。(車自体の価格、車検・修理費、ガソリン代、駐車代、自動車税など。主に週末利用のみだった頃を思うと、割高な維持費だったかも)

・ できればあまり運転したくないと思いながら運転すること。(それほど車の運転が得意でないことに加え、先に書いたような無謀運転車に気持ちが消耗することも)

・運転中はラジオ・音楽等は聴けるが読書はできない。


□ 車なしのメリット

・ 車の運転を怖いと思うことが減る。(間接的にはあるかもしれないが、直接的には自分の運転で加害者にならないことや運転中のもらい事故はなくなるので)

・ とにかく歩く機会が増える。(健康的になる)

・ 電車などの移動時には、読書も寝ることもできる。

・ 車の維持費だったものを別のことに使える。(私の場合は、そのまま公共交通機関利用費に代わる予定。余力があれば趣味・娯楽費にもできる)

□ 車なしのデメリット

・ 目的地までの移動に時間がかかる。(あくまでも普段の生活圏内での話。旅行等は除く)

・ 基本が徒歩や公共交通機関になるので、天候に影響されやすい。

・ 緊急時にスムーズに移動できない可能性も。(タクシーがすぐつかまらないなど)


地方でもカーシェアリングやレンタカーがもっと手軽になれば

最寄り駅へは徒歩15~20分ほど。普段のちょっとした買い物なら徒歩・自転車圏内にスーパーもコンビニも複数あるし、ネット通販も利用するし、その気になれば車なしでもなんとかなりそうな気もします。

(車でしか行けないような場所にはタクシーを使うことになるので、そこはまだ想像しにくい部分も。車をやめたら、自ずと行動の仕方や範囲も変化していきそうです)

地方にいたら車は必需品と思って過ごしてきましたが、駅の近くに住んでいる人々は意外とそうでもなさそうです。

(駅のそばに引越したから車を手放した、元々駅近だから免許取得以来ずっとペーパードライバー、という友人もいました)

カーシェアリングやレンタルができるステーションが多い地域なら、車を手放すことへのハードルは、ぐっと下がりそうです。

今住んでいる地域は、日常生活に困ることはなくても、首都圏や地方の大都市のような利便性はないので、カーシェアリングのステーションへもそれなりに距離があります。

そんな環境なので、踏ん切りがつかず、なんとなく車生活を続けてしまっているかんじです。

(車が好きで運転が得意だったら、こういう車に関する悩みも持たずに済んだのかも..)


年とともに地方へ移動する人、便利な都市部へ移動する人。様々だと思います。

地方でも比較的駅近で生活にも適度な快適さのある場所に住めれば、車なし生活も可能になるので、個人的には、いずれはそんな方向にと考えたりもします。あとは、その土地との相性も大事かも。


車生活に慣れきった日常を少しずつ変える 

かつてのように公共の交通機関を利用し、車を持たないこと想像すると、なんだか少しわくわくするのと同時に、所有することの煩わしさから解放される感覚もあります。

(と言いつつ、初めて自分の車を買った時にも、同様のわくわく感を持った記憶が。近所の買い物もあっという間に短時間で行けるし、電車やバスが通っていない場所にも自由に行けると)

人は時間・経験・環境などの変化とともに、自分の望むこともやはりその時々で変わっていくんだなと、あらためて感じます。

いつ、どんなタイミングで車を手放すのかはまだわかりませんが、少しずつ普段の行動を変えることはできます。まずは運転するのを減らし、徒歩や公共交通機関を使う機会を増やすこと、そんな生活を楽しみつつ試していこうと思います。

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