許す決意。エネルギーを未来に向ける

こちらの本を読みました。(オーディオブックで読了)

グレッグ・マキューン(著)、高橋 璃子(翻訳)、けんぞう(ナレーター)

【Audible/オーディブル】 聴く本

(* 聴き書きのため、引用として記載した文字が底本/原本と若干異なるかもしれません。ご了承ください)


概要

本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。
頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。

エッセンシャル思考は「何を」やるかを教えてくれた。
エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。
(Amazon商品説明より)

ベストセラーとなった『エッセンシャル思考』から年月を経て、第二弾とのこと。著者自身もプライベートで困難な体験をし、生活や考え方などさまざまな変化があったようです。

ムダな努力をなくして、より簡単なやり方を探し、成果を出すために。「エフォートレス/effortless(努力を要しない、楽)」な精神、行動、仕組化について解説されています。


感情を雇う、という考え方

ネガティブな感情を雇うときは、極めて慎重になろう。
そして、用事が済んだらさっさと解雇したほうがいい。

ネガティブな感情は早めに解雇したほうがよい、という考え方が、とても印象的でした。

誰しも一時的な反応として、ネガティブな感情を持つのは自然かつ仕方のないこと。

その感情を「雇うのか、解雇するのか」。それは、本人しだいで、選択できるものであるという視点を持つことが大事だと、あらためて思います。


許す決意が、その後の人生を生きやすくする

けれど、個人的にはまったく甘くないエピソードが心に残りました。

一見するとエフォートレスどころか、人生最大の努力が必要なのではと思える内容(許す決断)。

ただ、この分岐点をどちらに進むかで、その後の人生の生きづらさと生きやすさは、まさに対極になるのだと想像できます。


事故で家族を失った男性の話

そのエピソードを短くまとめると。

・・・

人生の最優先事項が家族、という男性・ウィリアムズの話。

ある冬の日、家族を乗せて車を運転していたところ、事故に合い、妻と子供を亡くしてしまう。運転中の若者が、横から突っ込んできたことが原因。

大破した車の中で、なぜか彼の意識は明瞭。そして、二種類の未来をまざまざと想像した。

1.怒りと苦しみを背負い続けた未来
2.そうした重荷から解き放たれた未来

その瞬間に、加害者を許すと決意する。

・・・

とても信じがたく、誰にでもできるわけではなく、想像もつかないほど非常に困難な選択だと思います。

けれど彼は、この先何十年も続く怒りや憎しみにまみれた未来ではなく、別の未来を選びました。

その選択が「選び取る価値のある未来だ」と思えたそうです。

このエピソードを聴いたとき、個人的には圧倒されるような畏敬の念を感じました。

こんなに強烈な体験においても、人はよい選択をすることが可能なのだと。

(許すと決める。恨み、怒り、憎しみ、悲しみという感情に支配されないと決める)


***

ごく小さな出来事においても、人生を左右するような大きな出来事においても。諦めなければ、人は価値のある態度を選択することができるのかもしれません。

・ ネガティブな感情を早めに解雇し、ポジティブな感情を雇うようにする。

・ あらゆる感情の雇い主は自分なのだと自覚する。


負の感情に飲み込まれそうなときこそ、上記のことを思い出し、理性や自制心を呼び戻すことができれば。

一時的には大きな苦痛や辛さを伴う決断が、長期的には心をラクにさせ、人生からムダな努力や重荷を減らすことにつながっていくものなのかも。

(個人的には、まだまだつまらないネガティブ感情を雇っていたことを恥じ入りつつ..。手放す大切さを感じます)

それぞれが自身にとってのエフォートレスな道を、焦らず見つけてゆけますように。

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