こちらの本を読みました。
喜多川 泰(著)
以前から気になっていたので読んでみました。
ちょっと不思議なこの物語を読むと、【運】というは、世代を超えてタスキやバトンのように渡されていくもの、という気持ちになります。
そして、自身の【機嫌】について振りかえり、あれこれ軌道修正したくなります。
努力なんて無駄、報われない、と思ったときは。【運を左右する機嫌をチェック】
この言葉がとても印象に残りました。
上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。
本書を読んで、特に感じたのは下記のことです。
■ いつも不満ばかりを口にしたり不機嫌でいることで、失っているものは、とてつもなく大きい。。
努力なんてムダとか、報われないとか、運がわるいとか、そういう思考に傾くことは誰にでもあり。
長い人生の中で、そうした時期があるのも仕方がないことだと思います。
ただ、ネガティブな考え方や感情が、いつのまにか基本姿勢になってしまうと、やはり生きづらくなりそうです。
(個人的には、なんだか昔よりマイナスな発言が増えているかも・・と。心の姿勢がよくないことに気づきました)
不機嫌のせいで失っていることは多い。
自分のことを考えれば、理由は単純。
機嫌がわるそうな人(眉間にシワを寄せて難しそうな顔をしていたり、イライラした雰囲気を出している人)に、何かを頼む(お願いする)としたら、かなり気を遣うはずだからです。
不機嫌なことが原因で、あらゆる機会を逃したり、さまざまな縁が寸断されたり、人間関係がゆがんだりすることも。
例えば。
・ 家族、友人、同僚などに、簡単な頼みごとをする。
・ 旅先で、通りすがりの人に頼んで写真を撮ってもらう。
・ 道に迷ったときに、ちょっと誰かに尋ねる。
こんな状況を想像した場合、圧倒的にお願いしやすいのは、
にこやかな人、急いでなさそうな人、機嫌がよさそうな人、などですよね。
機嫌は、人生を左右する。
ふだん、機嫌をチェックすることは少ないかもしれません。
ただ、運がよくない、何をやってもダメ、と感じるときほど、自分自身の機嫌に着目することが必要。
運を貯めるコツは、シンプルです。
■ 機嫌よくいること。(うわべや損得による上機嫌ではなく)
■ 人や物事に、ちょっとでも興味・関心を持つこと。(自分には関係がないと決めつけない)
いつも上機嫌で、どんなときも穏やかに明るく楽しく。
頭ではわかっていても、簡単なことではありませんよね。。
だからこそ、いつまでも不機嫌でい続けないことの効力は、実はすごいことなんだと感じます。
***
あらためて、「運」というものについて考えるきっかけの本になりました。
・ 運は、「よい」「わるい」とかではなく、「貯めて」「使う」もの。
・ 機嫌よく過ごすようにしてきた人と、不機嫌がデフォルト(基本)の人とでは、いずれ取り返しがきかなほど、大きな開きができる。
・ 楽しいことを期待するのではなく、起ることを楽しむ。
こんなことを心に留めながら日常を過ごしてみると、少しずつ生活に変化を感じるようになるのかもしれませんね。
それでも、自分の機嫌をうまく取れない、どうしても気持ちが沈んでしまう、というときには。
延々と続く命の物語のほんの一部分を生きている
こんなふうに俯瞰して、祖父母よりずっと前の世代、これから生まれてくる世代に、思いを巡らせてみると。
自分の人生だけにとらわれていた感覚から、ふっと力が抜けて、気持ちが楽になるかも。
よいこともうまくいかないことも、誰にでも起こり、日々も流れていくけれど。
それぞれが自分のできそうな小さな役割を考え、楽しみながら行動しつつ。次の世代のために、できるだけ「運を貯めて、渡す」。
そんなふうに生きられればいいなと思ったりします。






