こちらの本を読みました。
ゲオルギー・システマスキー(著)、北川 貴英(監修)
もし「人生は楽しいか」と尋ねられても、即答できないかも..と気づき、読んでみました。(聴く本のオーディブルで読了)
【Audible/オーディブル】 聴く本私同様に、「システマ」というメソッドを初めて聞いたという人にとっては、とても興味深く読めると思います。
本書では、メンター的なロシア人のゲオ(なぜか関西弁)が、主人公であるサラリーマンの僕に、「17個の指令」を出していきます。
すべての指令をこなすことはできなくても、すぐに実行できそう、関心を持った、という箇所から実践してみるのもよさそう。
「人生の分かれ目は、そういうほんの少しの違いにあるのや。」
この言葉が印象に残りました。
その他にも心に残った内容、さっそく試して効果を感じている部分などをまとめてみます。
(後半にいくほど難易度は上がってくると思うので、前半部分の【3つ】に絞ってご紹介)
「人生は楽しい?」と聞かれたら何と答えるか。【人生を取り戻す】
個人的に、まず実践したいと思ったのは、下記の3つです。
■ 知る
■ 距離を測る
■ 呼吸する
自分の心身を観察することが大事。
先の3つが特に印象に残った理由は。
□ 言われてみれば、とても基本的で重要なことなのに、これらに対し意識が薄かったから。
(反省しつつ聴き(読み)ました..)
人生を楽しくするための実践。
先にあげた3つ内容(指令)について、ざっくりとまとめてみます。
【指令3】知る
・ 思い出させないでほしい(思い出したくない)という気持ちが、現実を知るということにブレーキをかけている。
・ 恐怖心は、人間の視野を狭めてしまう。
・ 視野が狭まると、さらに恐怖心が増してしまうことになる。
・ なぜなら、視野が狭まることによって、無知に拍車がかかるから。
・ 恐怖心によって視野が狭まり、視野が狭まることによって、得られる情報量が減る。これが無知である。
・ 無知は、恐怖心を増大させる。
・ パニックに陥っている人は、だいたい、こういう悪循環に陥っている。
・ それは、落ち着いて周囲の状況や自分自身の状態を知ることを、怠っていた結果である。
・ 自信をつける第一歩は、ものごとを観察し、よく知ること。
【指令4】距離を測る
・ 恐怖心や緊張感は、生き延びるために欠かせないセンサーである。
・ そのセンサーを頼りに、相手との距離感を測る。
・ いつでもここから逃げられるという余裕があってはじめて、人と人とは対等になれる。
・ 逃げ場のない距離にいると、どちらかがどちらかを支配、服従させるまで、コミュニケーションは終わらない。
・ だまされたと思って、緊張したときは、1cmだけでも距離を変えてみること。 (緊張する相手と話さなければいけないときなど)
・ たった1cmの距離の違いで、受けるストレスはまったく違う。
・ 人生の分かれ目は、そういうほんの少しの違いにある。
【指令5】呼吸する
・ 緊張しすぎてもいないし、リラックスしすぎでもない。それこそが平常心である。
・ なんとなく大丈夫、という感覚こそが平常心。
・ 自分の身の安全を他人任せにし、保険、学歴、資産などに振り回されているうちは、心の奥底の不安は消えない。
・ なんとなく大丈夫という体の感覚を信じることが、自分で自分の身を守る第一歩。
・ この感覚をつかめないと、不安を埋めるために頑張りすぎたりバランスを崩すことになる。
・ 呼吸して回復する。呼吸によって平常心を取り戻す。 (呼吸= 鼻から吸って、口から吐く)
・ 恐怖心によって乱れた呼吸を普通に戻すことが大切。
・ 呼吸すると体の緊張がほぐれる。体の緊張がほぐれると痛みはやわらぎ、恐怖心も消えていく、パニックもおさまる。
・ 呼吸は、意識と無意識の懸け橋になる。
・ 呼吸は、体の緊張をほぐし、心を落ち着けてくれる。いちばん手軽で誰でもできる。しかも効果抜群の唯一の方法である。
・・・
「人生は楽しい?」とあらためて自問してみたところ、現在の私は、部分的に楽しいときもある..という、なんとも消極的な答えでした。。
それでも、
・ 現実を知る。
・ ものごとをよく観察する。
・ 人との距離感に気を配る。
・ 緊張や不安を感じたら、すぐに呼吸を意識し、整える。
・ 平常心を取り戻す。
(極端なポジティブにも、極端なネガティブにもならないようにする)
等々。
毎日ほんのわずかでも、これらを心に留め行動に移してみると、頭や体のこわばりがほぐれたり、きっと大丈夫と思えたり。
特に「呼吸」は、本当に重要だと、あらためてその効果を実感しています。
***
「人生は楽しい?」と問われたら、あなたは何と答えるでしょうか。
楽しい、幸せ、素晴らしい、最高、つまらない、虚しい、疲れた、どうでもいい、、?
一点の曇りもなく「楽しい」と答えられる人が、どのくらいいるのかはわかりません。
ただ、些細なことをないがしろにせず、人生をよくするための【行動を選択する】ことは、いつからでも可能です。
「人生の分かれ目は、そういうほんの少しの違いにあるのや。」
どれだけ年を重ねても、「人生は、なかなか楽しい」と、にんまりしつつ答えられるような人生をつくっていけたらいいなと思います。







