こちらの本を読みました。
枡野 俊明(著)
自分のダメなところばかりが気になり落ち込みがちなときに、もう少し違う視点や心の持ち方を知りたいと思い、読んでみました。
短所・欠点ばかりが気になるときは。
自分のことも他人のことも、長所より短所に目が向きやすかったりします。
私を含め多くの人がそうした傾向にあることを踏まえつつ、あえて意識すべきは下記の2点。
■ 短所には鈍感になる。
■ 長所には敏感になる。
「効率」という視点で考えてみる。
先の2つのことが大切だと思う理由としては。
□ 短所を補うには、かなりのエネルギーが必要になるから。
(体にも心にも負荷が大きい、時間もかかる)
□ 一方で、長所をさらに伸ばすほうが、明らかに効率がよいから。
(もとから好きなこと得意なことに注力するので、苦痛もない)
短所を書き出してみる。
短所や欠点だと感じていることに対して、気持ちがもやもやしているのもけっこう辛いものなので。
一度、(紙やスマホのメモなどに)書き出して眺めてみると、客観的に見ることもできます。
例えば。
・ 人前に出るのが苦手
・ 自分の考えを伝えるのが難しい
・ 短気、怒りっぽい
・ やや太めの体形が気になる
・ 英語がうまく話せない
・ ひとつのことに集中できない
、、等々。
書き出した内容に対して、
・ それは、人にお願いしたり任せたりできるものか
・ 努力でなんとかなりそうなものか
・ どうしても克服する必要があるのか
・ そもそも、それは本当に短所なのか
こんなふうに深掘りしていくこともよいと思います。
とはいえ、短所も少しは克服したい。。
そうは言っても、自分の短所すべてに目をつぶるほど潔くはなれなかったり、少しくらいは克服したいと思うこともあるはず。
そんな場合は、短所・欠点だと感じている部分に対して、一度は「補う、克服する」という試みをしてみることも大事だと思います。
挑戦してみた結果、
・ そこそこは克服できたかも。
・ 苦手意識が薄れてよかった。
・ がんばったけど、やっぱりムリだ・・。
など、何かしら自分なりの答えを得ることができるので。
それらを踏まえて、今後の方向性を決めていくこともできます。
・ 短所はきっぱり諦めて、長所を磨くことに注力する
・ 短所は可能な範囲で補いつつ、長所にも目を向けていく
どんな方法であれ、短所も長所も、それぞれに合った付き合い方を見つけていくことがいちばんですね。
ちなみに、かつて短所に向き合ったことを思い出しました。個人的な昔の例としてあげてみると。
・ 仕事で、ある程度の営業トークが必要になった。
・ それまで事務的なものが多かったので、営業や接客に苦戦する。
・ とはいえ、できるようにならないと仕事にならない。
・ かなりの負荷を感じつつも、毎日マニュアルを読んだり練習したり。
・ 1年ほど経ったころには、そこそこ対応できるように。
その後も、営業や接客は得意とは言えなかったけれど。
少なくとも、苦手意識は相当減って、やれば多少はなんとかなるという経験もよいものだったと思います。
苦手や短所を克服しようとする過程は、自分なりの「さじ加減」を知るための、通過点。
今は昔に比べれば、少しはましになりつつあるのかも。
この本を読んで、人生の後半は、短所にムダな労力をかけず、長所といえそうな部分を大事にしようとあらためて思いました。
***
いずれにしても、人生は1度きりです。
自分や他人の短所を気にしすぎたり、あらゆる悩みに足をとられてばかりではなく。
もう少し神経を太くして、寛容になって、たくましく生きていくことに目を向けようと思います。
こちらの本は、毎日ちょっとずつ読める処方箋のような1冊かも。
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