こちらの本を読みました。
小林 昌平(著)
少しだけ減量したいけど、なんだか停滞ぎみかも..。
他にも様々な悩みに対するヒントが見つかりそう。
そんなことを思いつつ読んでみました。
ダイエットが続かない悩みを解決するには。
多くの人が持つ、「ダイエットが続かない・・」という悩み。
哲学者ジョン・スチュアート・ミルから導き出された、その答えはこちら。
下劣な存在に身を落としたくないというためらいにふさわしい呼び名は、尊厳の感覚である
快楽と尊厳がキーワード。
なぜ、上記の考え方がダイエットにつながるのか、ざっくり説明すると下記のとおりです。
□ 人には「高級な快楽」と「低級な快楽」の2つが存在する。
□ 高い快楽を知る者は、低い快楽で満足するような下劣な存在に、身を落とそうとは考えない。
□ 自分は「質の高い快楽を知っている、それを選べる」という、「尊厳/プライド」を持つようになる。
□ こうした経験が、目の前の誘惑を我慢させ、自身の支えにつながる。
(こんなふうに考えると、なんだかダイエットにまつわる悩みも、高尚なものに思えてきますね・・)
【具体例】ダイエットにおける快楽。
わかりやすい例としては、下記のようなことです。
(△= 質の低い快楽、動物的な快楽)
(〇= 質の高い快楽、尊厳がある)
△ 目の前の甘いものや深夜のラーメンを、誘惑のなすがままに食べる。
△ 食べたいものを、食べたいだけ食べる。
△ また明日から、来週から.. と先延ばしにする。
〇 食べたいものを我慢できた。
〇 食事を節制し、おなかが引きしまってきた。
〇 減量しようと決めた自分との約束を守れた。
〇 目標体重を達成できた。
「レベルの高い快楽」と「レベルの低い快楽」。。
自身の行動も、一度、こんなふうに分けて考えてみるとよいのかもしれませんね。
「高」「低」、どちらの割合が多くなっているのか、客観的にみるきっかけになるかも。
・・・
ちなみに。私も、先日、夜な夜な冷蔵庫を開けて、目の前の冷えた巨峰に誘惑されました。。
ですが、しばらく眺めてから、ひっそりとドアを閉じました。
(これも、質の高い快楽を知るための一歩? になるかも・・)
一度もダイエットに成功したことがない場合は、どうすれば?
とはいえ、まだ途中であるとか、減量を達成できた経験がない場合は、困りますよね。
(質の高い快楽をまだ体験できていないので、低いほうに引きずられてしまう・・)
そんな場合の対処法は、こちら。
ダイエット以外で目の前の誘惑を我慢して、何かをやりぬいた成功体験を思い出せばいいのです。
・ 何かの誘惑に打ちかったこと
・ 何かをやりとげたこと
・ そのとき得たプライド(達成感)を思い出す
これらが、ダイエットに対する姿勢にも反映できる、ということなのかも。
***
ダイエットの道のりは、簡単ではないとしても。
「快楽」や「尊厳/プライド」という言葉を用いて、理性を思い出させ、人の意識の方向を変えることもできる、ということ。
レベルの高い快楽を知る者は、低い快楽を選ばない。
自身にとっての「質の高い快楽」とは何か。
そんなことも考えつつ、ダイエットに向き合っていきたいものです。
本書では、その他にも、多くの人が人生で経験しそうな悩みについて、哲学者たちから導き出される答えを知ることができます。
あなたが今抱えている悩みにも、もしかしたら、もう答えが出ているのかも?






