こちらの本を読みました。
ちきりん(著)
ニュースを見ていて、漠然とした不安感を持つことが、以前より増えた気がする・・。
そんなことを感じていたときに読んでみました。
大事なのは、未来の予測を知り、自分で考え、具体的にできる行動をしていくこと。
未来への不安を減らす働き方、生き方。
著者は、社会派ブログ「CHIKIRINの日記」を運営する著述家、ちきりんさん。
(経歴: バブル期に証券会社に就職→ 米国の大学院へ留学→ 外資系企業に勤務→ 退職し、文筆活動に専念)
・定年の延長
・年金問題
・少子高齢化、人口減少
・医療、介護問題
・市場経済の縮小
・個人、国家間の格差
など。
不安や心配をあおるようなニュースがあふれる中で。
未来予測の解説とともに、時代のニーズに合わせて、働き方・生き方も変化させていくための、考え方や具体策が提案されています。
個人として考え、できる行動をとっていく。
本書を通して、個人的にいちばん感じたメッセージは、以下のことです。
□ 年を取ることを甘く考えないこと。(悲観しすぎず楽観しすぎず、現実的に考える)
□ いつかやりたいことは、「今」できないのか、常に検討する。
□ できるだけ、人生の後悔を少なくする行動を取っていくこと。(平均寿命はあくまでも平均であること、歳を重ねれば体力的な衰えは否めないことを念頭に)
□ 人生の傍観者にならない。(誰かにとってのよい人生ではなく、自分の人生を生きること)
□ 不安な未来を、少しでも楽しく面白そうと思えるものに変えることは、本人にしかできない。(将来の不安の種は、探せばきりがないので)
□ 変化していく未来をどう考え、自分にはどんな行動ができるのか、常に考え続けること。
未来の働き方も、発想の転換で不安要素を減らす。(生きやすい方向へ)
・未来予測
・それにともなう変化
これらに対応しつつ、生きる上で大切な考え方や【発想の転換】は、一度は誰もが向き合うべきこと。
例えば、下記のような項目。
・ストック型からフロー型へ(働き方、人間関係など)
・間欠泉的キャリアを選ぶ(“手に職”の罠)
・ミニマムに暮らすという選択
・40代で働き方を選びなおす
・求められる発想の転換(お金、寿命)
読む世代によって、思うところは異なるかもしれません。
それでも、【柔軟】に考え、時代に合った生き方を選択する姿勢は、やはり大事だと思います。
本書の提案をもとに、自分ならどうするか、あらためて考え直す機会にも。
印象的な内容の一部をあげてみます。
今は健康に自信のある人でも、年を取るということを甘く見ないほうがいいと、私は思います。
(中略)
だから絶対にやりたいことは、「いつか」ではなく「今」やっておくべきなのです。
人生はいつまで続くかわからない。この意識をもつことが、くだらない世間の“あるべき論”に汲々と従う生き方にたいして、立ち向かう原動力となってくれます。
なんとなく過ぎていく日常は、あたかも永久に続くかのように思えます。でも実際には、終わりは突然(そして当然)やってきます。
働き方、生き方。
さまざまな不安材料、具体策もあげられる中で、根底としてのメッセージは、とてもシンプルなのだと感じます。
□ それぞれが自分の頭で考え、【選択、判断】していくこと。
□ これでよかったと思えるような、自身が【納得】できる人生に近づけていくこと。
***
「本当は自分のサイクルに応じて、何回、生き直してもいいんです」
この言葉を心に留めつつ。
かつてはよいとされていた価値観に、縛られることなく。変化していく未来を見据えながら。
働き方も生き方も、自分の頭で考え、柔軟に選択し、個人としての【生きやすさ】を見つけていくことが大切だと再認識できました。
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