こちらの本を読みました。
角田 光代(著)
人生を面白く、楽しくするには、何が必要なのか。
ふと、そんなことを考えたときに読んでみました。
日常や人生のとらえ方を振り返ってみたり、自分なりのヒントに。
あらゆる感情を受け入れると、日常も人生も面白くなる。
作家・角田光代さんの「旅」と「買い物」にまつわるエッセイです。
旅や買い物に対する考え方、感じ方、観察、心の動きなど、年齢を経るごとに変化していく様子などがつづられています。
読んでいると、くすっとさせられたり、驚いたり、共感したり。
人それぞれ物事の【捉え方】で、日常や人生の面白さはずいぶん変わってくるのかも。そんなことに気づかされる1冊です。
ささいなこと、大きなこと、あらゆる迷いや悩みも、人生の面白さや魅力を引き立てる要素のひとつなのかもしれません。
出来事の渦中にいるときは、そんなふうに思えなかったとしても。
物事を少し引いて観察してみたり、時間が経ってから自身の心の動きを探ってみたりすると。
いいこともそうでないことも、日常や人生の奥深さにつながっているのだと思えてきます。
感じ方や捉え方で、人生は変わっていく。
本を読んで、個人的な気づきをまとめてみます。
- あらゆる出来事に対する感情を、よく【観察】し、言語化してみることも大事。
- 捉え方や感じ方の枠を広げることは、人生を生きやすくすることにもつながる。
- 人生を面白くするには、自身の生き方に常に関心を持ち、没頭することなのかも。
あらゆる出来事を観察し、感じること。
人の数だけ、考え方も感じ方も異なるものです。
著者のように、
・さまざまな出来事の様子を覚えていたり
・観察したり
・感情に素直だったり(喜怒哀楽を隠さない)
・一生懸命だったり
そうすると、日常や人生に飽きたりすることなんてないのかもと思えてきます。
「ポジティブ」なことも「ネガティブ」なことも、「既知」のことも「未知」のことも、「変化しない」ことも「変化する」ことも。
受け入れつつ、辛さや楽しさを味わいながら毎日を過ごしていくほうが、ずっと人生は面白いものになるのではと。そんなふうに感じます。
いずれのエッセイも興味深く、個人的にはこちらが印象に残っています。
・石か、水か
・旅トイレ
・500円のかなしみ
・お得なんです
・ひとめぼれの値段
・チョコレート衝動
日常の小さな行動を変えて、心の動きを観察してみる。
著者のように、国内外たくさんの旅をすることは、なかなか難しくても。
時間・お金・体力が許す範囲で旅をしてみたり。
または、日常生活の中で、ふだんとは違う場所に行く、新しい体験を選択する、というように、新しい行動をとってみたり。
旅行と同じくらい、様々な感覚(楽しい、面白い、躊躇、不安、退屈、迷子感、、など)が、日常の体験にも潜んでいると思います。
- 小さく行動を変えてみる
- そのたびに何かしら起こる感情を、自分なりに観察してみる
それだけでも、毎日はもっと違う広がりを見せてくれたり、いくつになっても、知らなかった感情に出合えるのかも。
***
毎日の生活には、よいこともそうでないことも含め、さまざまな感情がともないます。
その暮らしのすべてが、旅と同じように、あとから見れば意外と面白いものだったり、貴重なことだったりするかもしれません。
本を読みつつ、著者と同じように旅や買い物をしている気分になったり。
その心の動きや感情を味わいつつ、自身を振り返ってみるのも面白いと思います。
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