本とことば

身軽な生き方について。移動生活を垣間見る

こちらの本を読みました。

『LIFE PACKING』

『LIFE PACKING 2.1』

『多動日記』


年を重ねるごとに、物理的にも心理的にも荷物が増えてきて、いろいろと重たいかも・・。

自由な感覚を持ち、実際に身軽に生きている人の生活や考え方を知りたい。

そんな気分のときに読んでみた3冊をご紹介します。


身軽な生き方について知りたくなったら。実践している人の考え方をのぞいてみる。

いずれも高城剛さんの著書。仕事・遊びを含め、常に世界中を【移動】しているという著者の、持ち物、生活ぶり、思考・哲学などに触れられる内容です。

誰もが真似できるという生き方ではないけれど。

見て読んで、知らない世界に気持ちがわくわくしたり、身軽に生きるための考え方の一端を知ることができます。


自分にできそうな身軽を取り入れてみる。

これら3冊を読んで、個人的に心に留めておきたいことなどをまとめてみます。

  • ひとことに身軽と言っても、さまざま種類の生き方あることを知る。
  • 身軽を実践している人々の生活を知ると、固定概念をゆるめたり、多様性のイメージを広げるのにも役立つ。
  • 年齢や生活環境などの制約を感じたり、気持ちの停滞感がでてきたりすることがあっても、常識にとらわれない選択肢を考えてみること。
  • 未来予測を見据えながら、そのときどきに合った変化や行動をしていくこと。
  • 常に【自分の頭で考え続け】、自身にとっての最適解(生きやすさ、身軽さ)を探ることが大事。


負荷を減らす生き方や選択肢を知ること。

3冊とも、読み物としての面白さはもちろんのこと。

真似できそうなこと(物理的な物、考え方など) を取り入れてみるのもよいし、自身にとっての身軽な生き方とはどういうものなのか、あらためて考えるきっかけにもなると思います。


■試してみたくなるグッズいろいろ。

こちらの2冊は、5年以上をかけて【持ち物の99%】を減らしたという著者が所有する物たちが紹介されています。

先に出された『LIFE PAKING』と、その続編『2.1』。

いずれも、出版から数年経っているので、現在の著者の持ち物とは異なっている部分も多々あるとは思いますが。

【物を減らすに至った思考】、減らすことを徹底的に考え抜いた著者の選んだ物。当時の最新ガジェット類から、アナログなものまで、その【変遷】を垣間見ることができます。

合理性や愛着を持って厳選された物たちは、眺めているだけでも面白く。

現在のさらに進化、アップデートされた『LIFE PACKIG』の出版を期待している人も多そう。

身軽になるための、考え方や物選びを参考にしつつ。

「今の自分ならどんな物たちを残したいか」を、考えてみるだけでもわくわく感があります。

気になったことを実際に行動に移してみれば、ちょっとずつでも身軽な生き方に近づいていけるかも。


■本で紹介されていた物。

ちなみに。本の中で紹介されていたこちらの2点。

手軽に身軽さを味わえそうなので、マネして使ってみました。

財布代わりの 「クリアカードケース/2つ折り」の方は、いまひとつうまく利用できず断念・・。

(もっとキャッシュレス化が加速して、ほぼ現金なしで日常生活できるようになったら、またクリアケースに再トライしてみたいかも)

「石けん」のほうは、さっぱりとしていい感じ、個人的にも好みでした。


■小説のような日記。

こちらは、旅行日記なのに、どこか小説を読んでいるような感覚にもなります。

世界中で仕事をするため、日常的にホテル暮らしをしながら移動生活をするというのは、けして一般的とは言えないけれど。

そういう暮らし方をするとどういう感覚になるのかを、想像しつつ感じられるような。

現実と非現実のあいだを行ったり来たりするような、ちょっと不思議な気持ちになるかもしれません。

仕事、遊び、食、観光、政治、経済、環境、医療、テクノロジー、、等々。

世界中で起こる様々な事柄が、すべて一体というか自分事になっている著者の感覚も、とても興味深いです。

(日本にいて、日々同じような生活圏で暮らすことが当たり前になっていると、なかなか得にくい感覚なので)


「情報革命はすでに終わり、これから移動革命の時代に本格的に突入する」

・また、「なんで、そんなに旅行に行くのか?」と聞かれることもあるが、面倒くさいので「仕事」だの「遊んでるだけ」など、その場に応じたり応じなかったりして答えているが、逆に聞きたい。「いったい、なぜ、同じ場所にいるのか?」と。

・人類はもともと、移動することを前提に誕生したと、僕は考える。およそ7万から6万5000年前に、アフリカから紅海を超え、世界の隅々まで旅をした。人間は、遠くまで動くように設計されている。

『多動日記』

実現の有無は、別としても。

移動を続けること、定住を続けること。

なぜ自分は今の場所にいるのか、それを続けているのは惰性なのか、本当に望んでいるからなのか。

そんなことを深く考えてみたくなるかも。


***

幸せのかたちも、人生の優先順位も、人それぞれです。

ひとつの場所に留まらず移動を重ねる生き方、土地に根付いた生き方、定住しつつフットワークの軽い生き方、等々。

本を読みつつ、違った目線や思考に触れながら。

いくつになっても学び、それぞれに合った身軽さ、新しい選択肢を模索していく姿勢も忘れずにいたいですね。

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