こちらの本を読みました。
鈴木 祐(著)
ストレスのない生活は理想だけれど、現実的にはそうもいかず。
もっと根本的にストレスをに対処し解消できるような、有効な方法を知りたいと思い、読んでみました。
複数の対策法を知れば、ストレスもこわくない。
著者の鈴木祐さんは、年に5000本もの科学論文を読み続けているというツワモノ。最新の健康科学などの執筆を多く手がけているそうです。
こちらの本は、世界各国の大学等研究機関により実証された科学的根拠にもとづき、「100項目のストレス対策法」が紹介、解説されています。
ストレスの根本原因や【100もの対策法】があることを知るだけでも、安心材料を増やせそうですね。
ユニークかつ多様なテクニック、対策内容にも、驚かされます。
とにかく試していくことで、ストレスに支配されず、強く柔軟なメンタルを構築していくことも、きっとできるのだと。そんな気持ちになってきます。
ストレス対策は、根気よく、たくさん試す。
自分なりに大事だと思ったこと、気づきなどを簡単にまとめてみます。
・ まずは、ストレスを持っていることに気づくこと。(見過ごさない)
・ ストレスの放置はNG。
・ ストレスの種類、原因をきちんと探る。
・ 急性、慢性ともに、ストレス対策には、即時的対策と長期的対策の両方が必要。
・ 投げやりにならず、根気よく、たくさんの対策(テクニック)を試す。
・ 短絡的な思考に陥らないようにすること。
・ 心身のセルフケアのレパートリーが多いことは、安心感にもつながる。
・ 対策と練習のくり返しで、メンタルも鍛えることができる。
・ ストレス対策も、ゲーム感覚で試していくこと。
ネガティブな感情を受け入れることができれば、人生もコントロールできる。
ひとことにストレスと言っても、複雑な要素が絡み合っているので、ひとつひとつ解きほぐすようなつもりで、対策していくことが大事。
ポイントとなる内容の一部を、あげてみます。
答えは、「自分のストレスにちゃんと気づくこと」です。
実際には、ストレスに悩む人のほとんどが、自分の心がどれだけ負担を感じているかを正確に把握していません。
ストレスに気づかないことも、無理やり抑え込もうとすることも、適切な対処とは言えません。
本書を参考に、ストレスチェックテストや記録をしたり、言語化したりしながら、現状を把握することが第一歩と言えそうです。
ストレス解消においては、質より量のほうが大事なのです。
ストレス解消法のレパートリーは多ければ多いほどメンタルは安定しやすくなります。
個人的には、ストレス対策における「質や量」というものをほぼ気にしたことがなかったので、「量」が大事というのは意外でした。
状況に応じて、さまざまな対処法を試していくことは、とても有効なようです。
根本原因1 思考のアンバランス 考え方の偏りがもたらすストレス
根本原因2 栄養のアンバランス 不摂生な食事がもたらすストレス
根本原因3 受容のアンバランス 人生のリアルを受け入れないストレス
まずは3種類のストレス根本原因があることを知り、自覚することから。
ネガティブな感情・要素も人として自然なことだと、まずは受け入れることで、改善へと導いていくことができます。
(反対に、マイナス要素を認めず抑え込もうとすると、余計にストレスが悪化し、こじらせる原因に)
・・・
ちなみに。数々ある対策の中でも、この3つは、【最強のストレス対策】になるそうなので(それぞれに複数の方法あり)。気になるものから順に試したいところです。
- 呼吸法トレーニング
- エクササイズ(運動)
- バイオフィリア(自然と触れ合う)
やや難しそうなものから、くすっと笑えるような面白い対策まで、本当に幅広い中で。こうした手軽な方法でもストレス解消につながるのだと知ると、ちょっと気が楽になりますね。
(私もいくつか呼吸法を試していますが、落ち着きを取り戻しやすくなり、呼吸に意識を向けることの有効性を感じたりしています)
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社会・経済情勢など様々なものの変化が激しい世の中で、うつや不安をはじめとするメンタル疾患なども、今後さらに増えていくことが予想されているようです。
まったく不安やストレスのない社会に生きることはできなくても。
多くの対策方法があることを知り、常に色々試しながら実践を続けていけば、自身の力で人生を生きやすくすることは十分可能なのだと感じます。
【ストレス対策】は生きている間ずっと必要で、大切なスキルのひとつ。
- ストレスの現状をきちんと把握する。
- 数々ある対策法の中から適宜試してみる。(ストレスを放置しない)
イライラや不安などのストレスに、振りまわされないためにも。
本書を活用し、ストレスが慢性化する前に防ぐことができるようになれば、ずっと生きやすくなりそうです。
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